初めて原宿に行ったのは小学生の時。

お洒落なお店がいっぱいで、田舎者の私は圧倒されていたっけ。


明治通りを一本裏に入った、アンティークなお店。
母と姉と一緒に入ったその雑貨屋さんにも

可愛い物がたくさん並んでいた。

しかし、手に取って ギョッ!

ミンナ高いぃぃ~~~


でも、田舎者と思われたくなかった私は

『 何か買わなきゃ… 』 と自分の財力に見合う商品を探した。

(↑こんなこと思ってる時点で田舎者…)

そして やっと見つけた小さなお皿。

1個380円。


『 1個だけなんてカッコ悪いかも…』


精一杯 見栄を張った私は、2個購入。

(↑1個でもいい。しかも2個ならカッコいいか?といえば ・ ・ ・




あれから○十年……
今日 引き出しの整理をしていたら、

その懐かしいお皿が出てきた。

今、飾りたいか?と聞かれれば微妙なのだが

思い出もあるし…と、なんとなく処分しずらい。

そんな理由で、前の片付けの時も取っておいたのだ。


「どうしようかなぁ~誰か欲しい人なんているかなぁ?」


そんなことを考えていた矢先、腕が何かにぶつかった。

次の瞬間、ペン立てが落下。

そしてそのカドが、重ねて置いてあったお皿に直撃


お皿・1 コッパミジンコです。



「私があんなこと考えたから、

自ら<形無き物>になってくれたのではないか…」

なんて考えてしまって、ちょっと罪悪感。

やっぱり大事な物は旬のうちに使って、

変な未練は残してはいけないのだな~

なんて思ってしまった今週末。


ちなみに、こんな大きさでした。

お皿・2

小っさ!!我ながら、よく2個も買ったもんだ。


お皿さん、お疲れ様でした


By-ルカ